ただの一市民の嘆きとして、受け取って頂けたら。
1カ月間、Blog更新できませんでした。心が凍ってしまいました。
だいすきな明日海さんの舞台を観ることがとうとう叶わなかった。
3枚チケット持っていて、すべて中止の期間にあたってしまった。
まさか、過ぎて、心が受け入れることができませんでした。
それでも、博多座では、1日とても悲しい日があったけれど
大千秋楽まで駆け抜けられたようで、本当に良かったと思います。
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もうね、このひと月のあいだ、ずっと葛藤です。
心が狭いんだろうなと思って自分が情けなく思ったし、配信に期待してみたり、
私のように見ることができなかった人、多分大勢いらっしゃっただろうな。
でも、帝国の前半や博多座で観ることができた方も大勢いらっしゃる。
いつもなら、みりたんの様子を報告して下さるtwitterのツイートをありがたく読ませて頂くのに、もうそれすら辛くて。嫉妬してしまった。
わかってる。演じる側がいちばん辛いんだ。みりたんご本人のBlogや、共演された方々のすてきな発信を観ながら、ずっと、最後までどうか駆け抜けて!と願っていました。
大千秋楽まで公演できて、本当によかったです!
おめでとうございます。これは本当の気持ちです。
でも正直に言って、これで終わったとほっとしている自分がいます。
もう、はしゃいでいる人を見なくて済む。ああ、なんてだめな自分。
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博多座さんがガイズの大千秋楽の動画をアップして下さったようです。
ただ、私にとっては幻の舞台になってしまったので、どうしても、この映像を観ることができません。もし、円盤化して頂ければ、それを見ることが出来た時に、はじめて見ようと思っています。
ほんとにごめんなさい。
でも、冷えたままの心をどう自分で溶かしていけるかわからないのです。
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考えてみたら、昔演劇ファンだった時には、こんなに情報がありませんでした。
自分でもどこから情報を入手してチケット取っていたのか覚えていないけれど
役者さんたちの発言も、当日のパンフレットか雑誌に掲載されるくらいしかなくて
それでこその実際に観に行く演劇の魅力のように思っていました。
特にすきだったベニサンピットという劇場がありました。
町工場が並ぶ隅田川沿い、東京下町にありました。座席数はわずか176席。四方を囲む設計。だから、本当に手が届くくらいに役者さんが近くて、息をするのも気を使ったくらいに。
ここで、堤真一さん、豊川悦司さんを見て、痺れました。
ジャン・コクトー作の麻美れいさんの『双頭の鷲』は最高だった。
ふと、タイムマシンがあったら、この舞台に明日海さんに立ってほしい。
なんて思っています。ミュージカルもいいけど、ストリートプレイ絶対合う!
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宝塚劇団は特別なんだなぁ。スカイステージって本当にすごいことなんだ。
あの、舞台に立っている方たちの想いや、素顔や、色んなことを知ることができる。
それは本当に贅沢で、最高なことです。
だからこそ、卒業してしまったら、あそこまでの情報を手に入れることはできない。
明日海さんはまだ、FCのスタッフさんも、ご本人もできるだけ伝えてくれようとするから、まだしあわせな方だと思います。
けれど、それもすべて、舞台を観れてこそのプレゼント。
今の方が恵まれているようで不自由なのは、コロナのせいだけではない気がしています。
花組もチケット取っていたのに、中止。劇団四季も中止。
中止のたびに、心が落ちます。ここからまた浮上してくるのに時間がかかります。
多趣味なので、他で紛らわせながら、でも、やっぱり舞台の傷は、舞台でしか返せないとか、わがままなのかな。
宙組のHigh&Lowも取ったけど、行くまで期待しないでおこうと思ってしまいます。
いっそ、やめようかと思ったりしますが、そう簡単にすきなことを手放せないのですよね。
すきだから、ガッカリする。すきだから、また立ち上がる。そんな繰り返し。
きっと、半分わかって頂ける気がする。演劇ファンの方、宝塚ファンの方。そして、半分叱られる気もする。そんなんでどうするーー。しっかりしろー!と。
はい! みりおさんの魅力、過去も未来も見たいと思ったのだから、弱小ブログながら、復活したいと思います。読んで下さった方、ありがとうございました。